アフロ仏像(金戒光明寺)

2019年05月25日 09:10

岡崎神社に参拝した後は、神社の路地を通って

「浄土宗大本山くろ谷 金戒光明寺」に行く。

読み方は「こんかいこうみょうじ」と読むそうです。

京都市左京区黒谷町にある浄土宗の寺院である。

本尊は阿弥陀如来で、地元では通称寺名を地名より

くろ谷さん(くろだにさん)と呼ぶそうな。

入口は南門。

寺の位置関係からいうと、正面の門ではない。







そこから境内に入っていくと、墓地に出る。

その一般人の墓地の中にひときわ目立つ仏像が鎮座している。

「五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)」である。

それがこちら。


この阿弥陀仏は世間では人呼んで「アフロ仏像」などと言って話題となっており、

このお寺の見所の一つである。

しかし、インパクトのある仏像ですね。

このボリューミーな頭部に目が釘付けになってしまう。

横から見たお姿がこちら。



なぜこのようなお姿をしているかというと、

五劫(ごこう)とは何百億年という非常に長い時間ことを意味していて、

その気の遠くなるほどの時間を思惟をこらし修行をされた結果、

髪の毛が伸びて渦高く螺髪を積み重ねた頭となられたということだそうです。

この阿弥陀仏は非常に珍しいそうで、全国で16体ほどしかないそうです。

この近くには三重の塔がある。



江戸時代初期徳川秀忠公菩提の為に建立されたそうだ。

こちらがお寺の正面の高麗門。



がっちりとして威風堂々としたもんである。

この門からか境内に入ると山門が現れる。



階段下から見上がるとその堂々たる佇まいに感動する。

そして本堂の御影堂。



本堂の中は撮影禁止なので画像はここまで。

中を見せられないのが残念である。

境内のある場所にあった「かくれ亀」。

いつの時代の物か不明であるが、遊び心がありますね。



「浄土宗大本山 くろ谷 金戒光明寺」
住所:京都府京都市左京区黒谷町121
電話番号:075-771-2204
拝観時間:9:00-17:00

地図はこちら

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